おきて。

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真冬の午前02時 帰宅した芳彦は晶の部屋に現れるなりベットで眠る晶を冷えきった手のひらできりきりと首を締め付ける。 「っ…とさぁっ‥?」 あまりの苦しさに目を覚まし上に股がる芳彦を見上げる。 「ただいま晶。」 死なない程度に締め付けていた手を放した。 突然苦しみから開放され咳き込む晶をなにくわぬ顔でベットから引きずり出しベットの上で抱き締めた。 「げほっげほっ‥」 「あきら温かい‥」 「‥義父さん今日帰って来れたんだ」 「あきらに会いたかったから」 首を理不尽に締め付けられることなど初めてではない その後、優しくしてくれれば晶は満足なのだ。 通常は優しく自身にだけの愛情を与えてくれる芳彦が愛しくて愛しくてしょうがない。 芳彦とする深く甘くて優しいキスも好きだ。 「義父さっ‥義父さん…」 「んぅ…あきら寂しかったの?」 たった二日会えないだけで、お互い壊れかけてしまう。 それほど愛し合っている。 「この前は‥痛かったでしょう?ごめん我慢出来なくて…今日は優しくするから」 真っ暗でお互い表情が見えないので晶は静かに上に覆い被さる芳彦の首に腕をまわし引き寄せて自分の意思を伝える。 「あぅっ‥煽らないでよっ?我慢出来なくなるから//」 今日も眠れません。
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