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夜の島の道は車の通りなんかほとんどない。
まして、この橋には人が来る事はない。
歩いて橋の真ん中に着く。
欄干に手をかけて、遠くを眺める…
ファァァァァーン!
一台のバイクが私の後ろを走り抜けて行った…
私は欄干から下を覗き込む。
私「高~い!」
高さは30メートル以上。
潮の流れは速く、もし落ちれば全身の打撲、もしくは、骨折して、流れに逆らえずに、そのまま海の底を漂い続ける…
?「死ぬの?」
私「えっ!?」
まさかこの時間に、声をかけられるなんて思いもしなかった私は、びっくりして声がする方を振り返った。
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