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私「日焼け防止だよ。それに直接陽射し浴びるより暑くないんだよ。」
猛「そんなもんか。」
本当の理由は違っていたが…
猛「そろそろ冷めたけん、食べんさい。」
猛はそう言って、手づかみでサザエを持ち、器用に身を取り出して食べた。
私も食べようと思いサザエに手を伸ばす。
私「熱っ!!」
熱くて持てない。
猛「大丈夫か?」
猛は私の手を見て、
猛「こっち。」
手を引っ張り、下の砂浜に連れて行かれた。
猛「ここで冷やしんさい。」
そこには、海に流れ込む水の流れがあった。
手を突っ込むと水はすごく冷たい。
私「冷たい…」
5分位経ち
猛「もう大丈夫だろ。」
そう言って、私の後ろから立ち去る。
私「ちょっと待って!」
私は彼の後を追いかけた。
猛はまたサザエのとこに戻り、防波堤に腰掛けた。
私もサザエを挟んで防波堤に腰掛ける。
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