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３日 朝９時―
結局、来ちゃった…
でも、あいつはまだ来てない…
昨日は結局、あの後、帰って寝たんだよなぁ。
何してんだろ…
ファァァーン！
バイクの音だ。
ファン！ファァァーン！ファン。ドドドド…
猛「ごめん。待たした。」
私「えぇ。待ちました。」
猛「ほんとにごめん。」
私は怒ったふりをした。
猛「ごめんなさい。あの、ちょっと寝坊して…」
少しおもしろい。
調子に乗って、だからって振りをすると、
猛「本当にごめんなさい！」
私に手を合わせて謝ってきた。
私は思わず大笑いしてしまった。
猛は呆気に取られている。
私「怒ってないよ！ちょっとからかったの。ごめんね。」
猛「そうか…」
安心した様子だった。
私「で何？朝から呼び出して？」
猛「あっ。あぁ…。こっちに来て。」
私は猛の後をついて行った。
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