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おじいちゃんの家…
私「懐かしい…」
おじいちゃん「そがいな所立っとったら、暑かろうが、早よ入れ。」
私「はい。」
おじいちゃん「ばあさん!夏子来たぞ!」
玄関を入ると奥から、おばあちゃんが急いで出て来た。
おばあちゃん「夏子!遠いとこから、よう来たねぇ。早よあがりんさい。」
私「お邪魔します。おばあちゃん。」
おばあちゃん「おかえり。」
おかえり…
何故か、その言葉が胸に染みた…
おばあちゃん「暑かったろう!これでも食べんさい!」
スイカを切ってくれた。
私「ありがとう。」
おじいちゃん「大きかろぉ、家の畑で採れたんぞ。」
私「うん。凄いおっきい。それに甘いね!」
おじいちゃんは、孫のその言葉に何度も頷いていた。
田舎と言うのは、凄い勢いで物が出てくる。
麦茶に、コーヒー、お菓子に、饅頭…
こんなに食べきれないから…
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