8人が本棚に入れています
本棚に追加
私はその頃から
自分の気持ちに鈍感なのかもしれない。
鈍感…という表現が
あっているかは
微妙な感じではある。
恋が下手というか
本当にその人を
好きなのか
恋をしているという
行為自体に
酔っていたような
ところもあった気がする。
だから余計に自分の初恋もわからず、
そしてこの先も
好きなんだけど、
この人のどこが好きなのか…
うまく伝えられなかったり、
好きであれば
彼のすべてが欲しい
彼に触れて欲しい
抱いて欲しいというような
自分の中から沸き上がる
ような思いをなかなか
感じられず、
彼氏を作ることにも
臆病だった気がする。
自分の容姿や性格に
自信がなかったことも
大きいと思う。
もっとふんわりと女の子らしい子だったら…
スタイルや顔が良かったら…
優しく相手に接してあげられたら…
なんてよく思っていた。
いまでも容姿などには
自信はないけれど、
今ならもっとうまく立ち回れる気がする。
そしてあの頃の私に
言ってあげたい…
大丈夫!自信を持って!と…
最初のコメントを投稿しよう!