『ヴァンパイアちゃんVS○○○』…その壱

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ヴァンパイアちゃんが、 そっと獲物さんに近づいてみると 獲物さんはピクリとも動かずに、 ひたすら眠りこんでいます。 『よかった』 ヴァンパイアちゃんは ほっと胸をなでおろすと 『それでは、いただきます』 と、心のなかでつぶやいて 獲物さんの襟足に そっと、顔を近づけました。 すると、驚いたことに この獲物さんからは 『穢れなき男子諸君』の薫り とは、また違った 『よい薫り』がします。
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