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チッ…
爽やか青年だと思って時間やったのに
俺はそっとふたりに近づき
男の肩をガシッと掴んで
「そろそろ時間切れ~ってか!
俺の我慢が限界なんだけど」
「おっ…おまえ…」
ひきつった顔の男に怯えた顔の陽奈
よくも陽奈にこんな顔をさせやがって
「力ずくはよくないなぁ~」
「おまえにとやかく言われたくない!
散々女を」
「陽奈になんかしてみろ
ただじゃすまないからな!!」
男はそれ以上何も言わず立ち去った
「陽奈…大丈夫か?ごめんな…
無理矢理にでも連れて帰ればよかったな」
「側にいてくれてると…思ってました」
「そっか」
陽奈の頭を撫でて手を握り
そのまま手を繋いで会社を出た
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