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俺の名前は溝端 燈零
今年から、というか今月から中学生になった12歳だぜ!
「ヒレイ!
お前そろそろ部活決めろよ!」
燈零
「そう言うお前も部活に入っているのか?」
「帰宅部だ!キリッ」
「キリッじゃねーよ
つーかお前も部活に入ってねーだろ!」
「「はっはっは!」」
こんなバカげた会話すら中学に入ったばかりの俺には楽しかった。
まぁ一応だが友達の頼みだ
とは言え、部活決めに根を使っちまった
学校の近くにあった林の前を通った時に、チラッと何かが見えた。
何かとは何か分かったが、絶対に俺の見間違いだ。
安全な日本の中学の近くにこんな物が無用心刺さっている訳がない!
つまり俺が何を見たかというと、黒い刀が道の近くの木に突き刺さっていた。
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