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「イチャついてる奴ら以外は魔石を受け取ったな?
ソイツに魔力を込めると魔武器になる
イチャついてるのはラストスから受け取れ」
「ヒレイ!
コレあげる」
抱き着かれたまま俺はラストスから魔石を受け取る
そのまま魔力を込めると、ありえない程魔石が光る
正直目が開けられなく目をつぶると、いきなり魔石を持った手が重くなるのを感じた
恐る恐る目を開けると、そこには刀の鞘が握られていた
「名前を付けろ
そうすれば魔武器の能力が解る」
Sクラス担任の言葉を聞きながらも、俺は鞘を観察する
全体的に黒く塗られ、真ん中に鳥の紋様が入っている
「お前の名は[黒鳥]だ」
後ろから「カッコイイ!」と聞こえるが、今は能力を知らなくては
[納刀・抜刀]
[自己回復]
[風月流継承]
頭の中に流れた能力に意味が分からなくなる
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