森の小屋にて

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「あ~。今日も暑いぃ~~!!」 ごろごろと草原に寝そべりながら叫んだ。 私の名前はミク。家族を離れてきた8人の友達と一緒に暮らしている。 頼れるお姉さん的存在 MEIKO姉とルカ姉。料理がうまいGUMI。やさしいお父さんみたいなKAITO。 ちょっと意地悪で、でもやさしいがくぽに、双子のリンとレン。 私達は街からだいぶ離れた大きな森に住んでいた。 「コラッ!ミク!なにやってるの?早く洗濯物干してっていってるじゃない~。」 ルカ姉が私のことをたたき起こす。 「はぁ~い。わかったわかった。だって暑いんだもん。」 しぶしぶ立ち上がって干し始める。 「レン~リン~ッッ!手伝って~。」 私がリンとレンを呼ぶとMEIKOが来た。 「もう。ミクはめんどくさがり屋だなぁ。ほら手伝ってあげるから、早く終わらせちゃうよ!」 私はにっこり笑って 「ありがとう。」 と言って洗濯物の山に目を落とした。
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