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やっと洗濯物を干し終わり小屋に戻るとイイにおいが漂ってきた。
「ん~~?イイにおい♪」
テーブルの上のごちそうを眺めながら私が言った。
するとGUMIは嬉しそうに頬笑みいった。
「そうでしょ~?なんてったってあたしが作ったんだもの♪ふふん♪」
そしたら小屋の中にいたみんなが笑った。
「GUMIってナルシストなんだな~?」
がくぽがからかうように言った。
「え?あたしがナルシスト?そうよ?自分に自信を持って生きているのよ(笑)」
また笑いが起こった。そしてそれをしずめるようにKAITOが言った。
「はいはい。せっかくGUMIが作ってくれた料理が冷めるぞ。さぁ食べよう。」
みんなはうなずき席に着いた。
「「「「「「「「いたただきます!」」」」」」」」
楽しい話をしながら美味しい料理を食べているとKAITOが話し始めた。
「あのな、今日俺とMEIKOとレン、リン、ルカ、GUMI宛てに手紙が届いたんだが、内容があまり書いてなくてな。とにかく夜に森の千年樹のところに来て欲しいそうだ。行ってくるとしたらミクとがくぽに留守番をたのみたいんだが、二人で大丈夫か?」
心配そうに聞いてくるKAITOにミクは笑って
「OK!いってらっしゃい!」
と答えた。
まさかこの答えが悲劇を呼ぶとは知らずに。
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