始まりの夜

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「じゃあ、行って来るな。ちゃんと朝までには帰るから、仲よく待ってるんだぞ。」 そう言ってKAITO達は小屋を後にした。 「ん?」 ミクは床に落ちていた色あせた封筒を見つけた。 「何コレ?KAITO兄さんがわすれていったのかな?まぁいいや。帰ってきたら渡そう。よし寝ようっと。」 そしてミクは眠りに就いた。 「おはよ~がくぽ。・・・・あれ?KAITO兄さん達は?」 寝ぼけ顔の私が聞くとがくぽは大笑いしながら言った。 「まだ帰ってきてねぇよ!てかなんだよその顔、やばすぎだろ(笑)」 ___________何その顔って。ヒドイ!! 「もー!がくぽ、こんな可愛い女ノコにそんなこというなんてひどい~!!」 叫びながら追っかけまわす私からするすると逃げるがくぽ。 とうとう私があきらめた。 そして昨日、GUMIが作っておいてくれた朝食を食べた。
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