きゅー子の自己紹介

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 わたしに家族というものはありません。  最後の生き残りだといったので当たり前です。  一年前、私は外国のとある場所で目覚めました。  目覚めた場所は狭くて暗く静かでとても落ち着きました。気がつけばもう一眠りしていたくらいです。  二度寝は気持ちいいものです。むにゃむにゃ。  これではいけません。  襲いかかる三度寝の誘惑に獅子奮迅の活躍を見せ、打ち勝ったわたしは自分の眠っていた場所とおかれた状況を知ることとなります。
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