きゅー子の自己紹介

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 まず場所です。静かに眠るには最適な場所でしたが、いささか圧迫感がありました。  そこで「えいや!」とあくびついでに伸びをすると、バコッと軽妙な音とともに視界が開けます。  入れ替わりに入ってきた埃臭い風にむせながら身体を起こすと、狭い空間の理由が判明しました。  どうやら私は棺桶に入っていたようです。  おーまいがっ。
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