とあるヴァンパイアの日常(仮)

きゅー子の自己紹介

　これは……なんなのでしょう？

　これではまるで吸血鬼です。吸血鬼幼女です。

　一応パーティーグッズの可能性も疑いましたが、私の白い牙はしっかりと根づいていました。

　そして胸の銀杭は――なんだか怖いので触れませんでした。
　特に痛くもかゆくもありませんし。アクセサリーと思い込むことにします。
　きっと流行ります。吸血鬼系女子です。

　でも杭を打たれるって、吸血鬼としてはもうダメなんじゃ？

　まぁ細かいことは気にしません。

　しばし自分の身体について観察&考察を続けていたわたしでしたが、不意にお尻が震え、寒さを思い出しました。

　とにもかくにもまずは服です。