プロローグ

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バコッ ドカッ 「………………っ」 血だらけになった男達の 真ん中には 返り血で真っ赤に染まった 小さな小さな少女がいた。 小さな小さな少女は 無表情で 立ち尽くしていた。 少女は小さく呟いた 「ごめんなさい。雅樹(マサキ)」 そう言った少女は 倒れている一人の少年の 冷たい唇にそっと キスをした。
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