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そこには神狂学園の制服を着ているが無精髭を生やし髪の毛はボサボサ全身汚れだらけの人間が倒れていた
「グゴゴゴゴー」
いや寝ていた
とりあえず幸他は起こしてみることにした
「あの、起きてください」
一応先輩なのだろうから敬語で呼びかける
だが全然反応がないどうしうよかと迷っていると
ヒュッ
百円玉がとんできて寝ている先輩の額に直撃した
「イテッ」
「早く起きろこのバカ」
幸他の真後ろから声がした
見るとそこには長い黒髪をひとつに纏めた女子生徒が立っていた
「イテーな少しは手加減しろよ林」
「お前が寝ているのが悪い」
林と呼ばれた生徒が百円玉を拾いながら歩み寄ってくる
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