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「気持ちは嬉しいんですけどごめんなさい。」
「…「滝朱河先ぱーい…。」…」
「クッキーありがと、次は試合で会おうね、応援楽しみにしてるよ。」
「…「彩乃先輩っ、超応援しますっ。」…」
「お待たせ、リリア。」
「相変わらずキザだね、彩乃。」
「そう?誰かさんみたいに期待をバッサリするよりかは、その気持ちを応援に向けてもらえる方が嬉しいもん。」
「彩乃応援団、会員制にしたら?試合会場がぎゅうぎゅうになるよ?」
「あー…確かに、会員制いいね。リリアも親衛隊、会員制にしたら?」
「私はいいよ、彩乃みたいに応援とかないし第一、親衛隊なんかいないし。」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?リリア親衛隊がいないぃぃぃぃ?んなわけあるかっ!親衛隊がいなかったら、リリア今ごろストーカーにでも襲われてるっつの。」
「いや、そんなことないよ。」
「自覚しなってばリリア。」
「してるって。」
「何を?」
「えっ…!?何って…。」
「何も自覚してないじゃん。
リリアはかわいいの、美人なの、モテるの、んで親衛隊が守ってくれてるの、分かった?」
「…。」
「もう…。リリアほんとに自覚なさすぎなんだからぁ、お母さん心配っ。」
「お母さんって…彩乃は保護者かっ。」
「保護者で何が悪いっ!?」
「そこ開き直るポイントじゃないし…。」
「そう?」
「そうだよ!」
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