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「最悪…。」
「寝ちゃダメだって言ったじゃない?」
「眠かったんだもん…。」
「中島くんと教員室行っておいで。」
その頃、中島くんも呉島くんに泣きついていた。
「お前アホか、あいつの授業で寝るなんて、怒られんの当たり前だろ?」
「う~っ、橙夏っ、一緒に来てよっ!俺怖いよーっ!」
「やだ、ってか高村も一緒だろ?大丈夫だろ。」
「俺、高村さんと話したことない…、それに…怖そ…」
「何か言った?」
「わぁっ、たっ高村さんっ!」
「ほら、行くよ!」
「あっ、はっはい!」
中島くんは彩乃を怖がってるみたいで、小さくなりながら彩乃の後ろを着いて行った。
彩乃は怖くないのに…。
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