296人が本棚に入れています
本棚に追加
俺がそう思った時だった。
薄暗い闇に、明るい光が広がった。
『汚ねぇ。どいつもこいつも腐ってやがる。』
その言葉とほぼ同時に、俺の目の前にいた銀狼は地面に突っ伏していた。
「誰だ.......?てか、外にいる奴らは....」
俺がそう思い、外に様子を見に行くとまともに地面に立っている奴は一人もいなかった。
「おまえ、何者だよ....。とりあえず、ありがとう。本当にピンチだった。助かった。」
『別に、俺は俺の気に入らねえやつをぶっ倒すだけだ。礼なんてもとめてねぇよ。』
なんだ、
なんだこいつ
くっっっそ、カッコイイ!!
これが、俺と、嶺也さんの出会いだった。
そして俺が嶺也さんに忠誠を誓うと心に決めたときだった
最初のコメントを投稿しよう!