296人が本棚に入れています
本棚に追加
「聞こえないのか!?.........目覚ませよッ」
『無駄だ。こいつらにはたっぷり催眠ガスを吸ってもらってるからな。あと2時間は起きない』
(なんで、凛音たちがこんな目に......)
「.......頼む。もう、これ以上みんなを傷つけないでくれ.........俺にできることならするから........お前の目的はなんなんだ?」
俺がそういうと銀狼は考えるようなしぐさをし、浅く息を吸いこう言った
『俺が欲しいもの、ね。......そうだな........地位と名誉.......そして、強いチームを潰す快感........それだけだ』
「...........なぜ標的が俺たちなんだ?」
『ここ最近力をつけてきているチームを狙ってたんだ。そういう芽は早く摘み取った方がいいからな。』
「.......俺たちはなにをすればいい。......お前達と合併でもすれば凛音たちは解放してくれるのか?......」
『うん.....それもなかなか面白いかもな。』
フフフと不気味に笑った銀狼は俺と、倒れている凛音たち以外の奴を外に出した。
『それじゃあ、契約してもらおうか...........』
そう言い、銀狼は一枚の紙を出し即席の契約書を作った。
そして俺の縄を解き俺にペンを持たせた。
(悪いな、みんな.........俺のせいで、ブレットは無くなっちまうかもしれねぇ........)
最初のコメントを投稿しよう!