出会い

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「聞こえないのか!?.........目覚ませよッ」 『無駄だ。こいつらにはたっぷり催眠ガスを吸ってもらってるからな。あと2時間は起きない』 (なんで、凛音たちがこんな目に......) 「.......頼む。もう、これ以上みんなを傷つけないでくれ.........俺にできることならするから........お前の目的はなんなんだ?」 俺がそういうと銀狼は考えるようなしぐさをし、浅く息を吸いこう言った 『俺が欲しいもの、ね。......そうだな........地位と名誉.......そして、強いチームを潰す快感........それだけだ』 「...........なぜ標的が俺たちなんだ?」 『ここ最近力をつけてきているチームを狙ってたんだ。そういう芽は早く摘み取った方がいいからな。』 「.......俺たちはなにをすればいい。......お前達と合併でもすれば凛音たちは解放してくれるのか?......」 『うん.....それもなかなか面白いかもな。』 フフフと不気味に笑った銀狼は俺と、倒れている凛音たち以外の奴を外に出した。 『それじゃあ、契約してもらおうか...........』 そう言い、銀狼は一枚の紙を出し即席の契約書を作った。 そして俺の縄を解き俺にペンを持たせた。 (悪いな、みんな.........俺のせいで、ブレットは無くなっちまうかもしれねぇ........)
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