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「なっ！？なんでそんなこというんだよ！？」
「うっせー馬鹿野郎！！！！テメェなんか大っ嫌いだよ！！！もう十分約束は果たしてやっただろ！？俺はもう帰る！！！まりもなんて、まりもなんて…………！！バーカバーカバーカ！！！！溝に溺れて一回しねっ」
俺はまだ抱きつこうとしてくるまりもくんに容赦無く鳩尾クラッシャーを叩き込み、その場から逃走した。
無我夢中で広い園内を駆け抜け、ファンシーな門も突っ走った。
嗚呼。
なんだかこの感覚、懐かしい……
そういえば入学してからしばらく、現実から逃げ出したくなった時はこうやって無我夢中に走ってたなぁ…………wwwww
最近は生徒会がらみの問題もなく(その分まりも問題が発生したがww)こんな風に走ってなかったからなぁwwww
たまにはいいんでなかろうか？ww
こうして無我夢中にただただ突っ走るのも。
オススメだぜ、みんなっ(キラッww
さあみんなも風を切り、爽快に走ろう！！
嫌なことも、何もかも忘れてっ！！
「俺は自由だーーーーーー！！！！！！！！！」
俺はまりもの呪縛から解かれた喜びをこれでもかってくらい大声で叫びながら町中を駆け巡っt
…………ってちょっと待て。
ここ、どこの町だよwwwwwww
え、ちょっまwwww
アタシってホント馬鹿wwww
現在地がどこかもわからずに飛び出してくるだなんてwwww
なにこれデジャヴwww
そういやあったよね、瀬川先輩と初めてあった時も、こうして森の中を彷徨っていたっけww
「瀬川せんぱーい！！！可愛い可愛い後輩が迷子ですよ～？wwwww何つってwwwww」
いる訳がないとわかりながらも、とりあえず叫んでみたwwww
…………勿論返答などあるはずがないwwwww
あったら逆に怖えわwwww
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