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「あっれ~?もしかしてそこにいるの中ぴょん?」
本気で恐怖の遊園地に戻るか考え込んでいたら背後から突如聞いたことのあるおちゃらけた声が聞こえた。
「ちょっと~なんで無視するのさァ~」
「ヒトチガイデフwwww」
俺が顔を見られる前にソソクサと立ち去ろうとすると奴が抱きついてきやがったwww
なんなんだ、さっきからwww
俺はそうされるのが嫌いだって言ってるだろうがぁぁぁあああああああ!!!!!!!
不機嫌度MAXな俺っちは間髪いれずにやつに肘打ちを食らわし、奴の体が離れたところで例の如く鳩尾パンチングを食らw
「っと、びっくりしたぁ~!いきなり殴りかかってこないでよぉ~俺も流石に驚くよぉ~」
奴はヘラヘラしながらもしっかりと俺の拳を自分の手中に収めていた。
……コイツ、なかなかやるなwww
今まではただのチャラ男ヤリチン野郎としか見てなかったが、少しは見直してやれる部分があるようだ。
フッ……www
どうやら俺の本気を見せる時がようやく来たようだn
「というか、手ェちっちゃいんだね~か~わいい☆」
ピクッーー
「……………テメェ今何つった」
若干上がっていたテンションを急降下させ、俺の拳を撫で回しているヤリチン野郎に聞き返した。
「え?だから手がちっさくて可愛くて食べちゃいたいって言ったけど~?」
ヵッチーーー(`OωO´)ーーーン
俺の中で、堪忍という名の袋がはち切れる音がした。
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