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「うぃーっす★新入生の中田麗央っすー★」
元気よく職員室に脚を踏み入れてた俺。
が、誰ひとりとして俺の相手をしようとしない。
つか見ようともしない。
え、なにこれ。
新手のいじめですか?
まさかの教師に入学初日から無視られるってゆーNEWタイプな感じっすか?ww
軽く半泣きになりかけていた俺の肩に優しく誰かが手を置いた。
「君が中田麗央クンだね?」
ハスキーボイスが色っぽいその人はホストでしたww
「ちょっ、なんでホストが学校にいるんすかww」
「ひどいなー。俺は君の担任だぞ~?」
いやいやいやいやいやwww
冗談はおよしになってマドモアゼルwww
こんな黒いシャツに真っ白のジャケット着て、アクセをチャラチャラさせた教師が現実にいてたまるもんですかww
こんなのは王道BL小説ぐらいでしかありえないんだよ!!
……つかマドモアゼルってどーゆーいみだっけwww
真面目な俺は後で辞書で引こうと決めた。
「そうは言われても教師なんだからしょうがないじゃん?」
胡散臭い自称教師のホスト野郎は俺の肩に手を回すとそのまま職員室の横の部屋に俺を連れて行った。
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