第一章~時を越えて

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翠以外知らない中で緊張しながら結衣は呑んでいた 翠の会社の飲み会に参加しているのだから当然借りてきた猫状態 結衣は来た事をちょっと後悔していた (やっぱり着替えてくればよかったかな…) 華やかな格好の女の子達を見て自分は場違いのような気がしてきた 「結衣ちゃんだったよね?飲んでる?」 一人の女の子が話し掛けてくれた 「あっ…飲んでます…」 「敬語はいらないよ。あたし、りえよろしく」 人なつっこいく可愛く笑うりえ りえが声を掛けてくれたおかげで皆の輪の中に入って行く事が出来た 翠はそれを遠くで… 優しく見ていた
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