0人が本棚に入れています
本棚に追加
ー牛の魔獣ゴコムがひく牛車の中。
時折大きく揺れるたびに『んぁっ!?』と目を半開きにする男がいた。
『冒険者さん、つきまっせ。コハミタ村さ。』
牛飼いが『冒険者』を起こす。
『わかった。ありがとな』
『早く降りてくださいよもう~。最近のここいらは危なくて仕方ねぇ』
冒険者は牛車の前に降りた。
『はて?邪魔ですよ冒険者さ…』
牛飼いが言葉を無くした。
牛車の前から巨大熊が目をギラつかせながら向かってきていたからだ。
ーガァアアア!!
熊が咆哮し、冒険者をかみちぎった。
遠くでその様子をみていた村長は『おわった…』といい気絶した
最初のコメントを投稿しよう!