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「……俺の事しらね?マジで?」
「知らねぇよ、何でお前の事を俺が知ってんだよ」
そう言った俺に対してそいつはかなり不服そうに見える
ホントわけわかんない
「んまぁ…良いけど、俺の名前
兎雫 津柚己だからちゃんと覚えろよ」
………なんだこいつ
「……意味わかんねぇ、何でお前の名前なんかいちいち覚えなきゃなんねんだよ」
「俺が気に入ったからに決まってんだろ?」
………決まってねーよ
「……あっそ、」
もうめんどくさくなって
家に入ろうとすると、そいつは無理やり入ってきやがった
「入ってくんなッっ……テメー
マジで帰れ」
「これからお前は俺のダチだから、分かったか?」
ダチ…………
なんなんだこいつは
何がしたいんだ
「俺ダチとかいらねぇし、」
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