日常的非日常

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同刻、河井荘 「ゲッ…引きこもりが出てきてやがる」 「誰が引きこもりだ?斑丸」 「このくされ師匠以外誰が?」 「彼方!!ストップ!!二人して睨み合わないで!!ね?」 何故か帰ると彼方の師匠…霧崎零次さんが居た。 何でも彼方の兄、オレガノ兄さんに呼び出されたらしい。(普段はあの神社で暮らしていて滅多に出てこないらしい) 「にしても…すげぇ面子だよな…妖怪でも名の知れ渡った奴だらけだからな……」 仕事帰りなのか顔にまだメイクが付いたままの道さんが頭を掻いた。 「…………恐るべし、河井荘」 まずは喧嘩しそうな師匠と弟子を止めなくてはいけないし、晩ごはんだってどうするんだ。 そんな事を考えていたら 「また姐さん、霧崎さんと喧嘩?」 とか言いながら着物姿の善人くんが現れた。 何故か鯛の活け作りを持って。 原因はすぐわかった。 オレガノさんが台所で料理をしていた。彼方が言うには一流の料理人になるため世界各地を回っているらしい。 こうして晩ごはんの問題はアッサリと解決され、霧崎さんと彼方のガチ喧嘩も無く(色んな方にストップかけられた)私、鈴菜は美味しい料理に舌づつみを打ったのでした。 ごちそうさまでした!
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