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加速。加速。加速。
ボスの身体はこちらに急接近してくる。
脚部にスラスターでも付いているのだろう。
「旦那!」
「…ウィンドオーブ!」
風を纏う様なバリアを展開、敵は察知して加速を続けたまま跳躍。
上からの攻撃だ。
「ソニック…」
「遅せえ!」
天井に脚を付けたボスは蹴ってスラスターを展開、超加速をしながら下降を始める。
スキルを詠唱する時間などない。
ガンッ
ユウマのボウガンから放たれた銃弾がボスの足の関節に当たり、スラスターのズレが生じる。
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