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1時間もいないで、俺らは退散した。
翔、具合悪そうだし…
病院を出たあと、俺らは駅の近くの楽器屋に向かった。
翔くんの誕生日プレゼントを買いにいくためだった。
「俺、翔に何あげればいいと思う?」
「さー…」
「歌うやつ!」
「はっ?」
「なんだっけ、あの歌うやつ!あの歌うやつ…」
しばらく、楽器屋をぐるぐるした。
「こいつだよ!」
「あー…初音ミクだったのか…」
「そー!こいつ!
こいつだったら、あいつが無理しなくても、歌が入るだろ?」
「そーだけどさ…」
「これ買ってくる!」
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