俺、転生しました

10/12
2868人が本棚に入れています
本棚に追加
/291ページ
俺「おふぅ、そろそろ限界...」 アリス「ふふ、あのこれでよければどうぞ」 そう言ってアリスが差し出してきたのは 一つのパンだった 俺「え、でもいいのか?」 アリス「はい、私は大丈夫ですから」 俺「そ、そうかじゃ遠慮なく...」 そして俺がパンを受け取ろうとすると ズド―ーーーンッッ ぽろ... 「「あ...」」 「ギャオアァァァァ!!!!」 アリス「な...なんでこんなところにレッドドラゴンが!?」 地面に落ちたパン 後ろにはドラゴン... ブチ... 俺「...んなよ...が...」 アリス「え?」 俺はパンを落とされ怒っているはずなのに 妙に落ち着いていた・・・ ヒュッ ゴバッ! 俺は全力で地面をけり ドラゴンの顎をけり飛ばす 俺「ふざけんじゃねぇぞ!このドラ公がぁぁぁ!!!」 と思ったんだけどなぁ... 「ガッグガッ!」 俺「オラオラ!まだ終んねぇよ!食いもんの恨みはな この世で一番恐ろしいってことをその身をもって思いしれやぁ!」 それでもドラ公は諦めず次は突進してくる しかし、ドラ公は俺の手前でいきなり回転し 尻尾でフルってきた 俺「ドラ公ごときが生意気なんだよ!!」 俺は逆にその尻尾をつかみ 一本背負いの要領でドラゴンを崖に叩き付ける 「ガァァァッッ!!」 それからはもう圧倒的だった ブレスをしようとするドラ公の口にかかと落としを食らわし 地面にへたり込んだドラ公の後ろに回り込んで 尻尾をつかみジャイアントスイングで再び崖に ぶつける 俺「...そろそろ飽きてきたな...」 俺はドラ公の腹にもぐりこみある技を食らわせるべく 屈みこんだ 俺「昇ww龍ww拳wwww」 ドゴォォォ!! するとあら不思議! ドラゴンはまるでボールのように 高く高く跳ね上がったではないかぁwww ドシャァァァァ! 落ちてきたドラゴンはすでに 息絶えていた アリス「す...すごい。レッドドラゴンを素手だけで倒すなんてなんて」 へー、これレッドドラゴンっていうんだ
/291ページ

最初のコメントを投稿しよう!