俺、転生しました

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どーも、俺、笹川 光一(ささがわ こういち) っていいます。 ある事情により森の中にいます。 しかも、目の前には 身長3mくらいで額らへんに一本角を生やしよだれたらしながら 俺を見下ろしている熊さんがいるのです。 しかも、かなり腹ペコのようです。 なぜこうなったかというと・・・ あれはだいたい30分くらい前のこと ーーーーー ?「おーい、光一!一緒に帰ろー!」 また来た・・・ 俺「奴らがいないならいいだろう。勇次よ」 俺は上から目線で言ってみた 勇「奴ら?ああ彼女たちのことか。うん、今日はみんな 用事があるって先に帰ったよ」 この勇次という男はイケメンだ。それも 上の上クラスの それに対し俺はフツメン まあ、中の中ってとこだろう。自分的に・・・ それゆえに勇次はモテるのだ。 それも複数に・・・ いわゆるハーレムとかリア充とかいうやつだ そのハーレム要員が俺の言う「奴ら」だ。 俺「ふむ、ならばいいだろう。ああ早く帰って寝たい...」 勇「え~、そんなこと言わないでさ。そうだ久々にゲーセンでも行こうよ!」 なぜゲーセンなんだ 俺「はぁ~、もう何でもいいや。ほら行くならさっさと行...く...ぞ・・・。」勇「・・・ねぇ、光一あれ何かな?」 あんなもの俺が知るわけがない。それどころか世界中の どこの国でも見たやつはいないと思う 俺「知るか。俺に聞くな」 勇「じゃああれはいったい・・・」 だって、ねぇ?6mくらい先の地面が 光っておるのですよ そんな現象誰が見たことがあるだろうか 俺「お前見てこい。」 相変わらずの上から目線 勇「えーじゃあ行くなら一緒に行こうよ」 行くことは行くんだな・・・ 俺「仕方がないな」 まあ、近くなったら逃げればいいか 一歩一歩俺たちは少しずつ魔法陣に進んでいく 残り5m 4m 3m 2m 「うわっ」 は? 横を見ると勇次は下にあった小石につまずき転ぶところだった あいつだけが転ぶならいいが 勇次は何を思ったのか俺のバッグのベルトを つかんでいた 結果的に俺は引っ張られることになり その先には例の魔法陣が 俺「バッカヤローーーーー!!」 勇「うわ―ーーーー!!!!」 ーーーーーーー ーーーー ーー ー
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