第2話「生きる為に何が必要ですか?」

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 雨霰の射撃に近接格闘。次は光速度での移動からの上段蹴り。致死にも程がある。  流石に避けれないので被弾。けれど僕の頭部は無事だ。頚椎も。逆に蹴りを放った削除対象の脚がいかれてしまう。  あーあー、可哀相に。膝の関節が逆に曲がって白い物が出た上で爆散してるよ。数秒後には元に戻ってしまったけど。  削除対象の顔には明確な焦りが見える。それもそうだ。神様に能力を貰ってチートな筈なのに軽々とあしらわれるその恐怖。  安心するかな、と思ってニッコリと営業スマイルを見せてみたら即死級攻撃のパーティーが始まった。  様々な作品の大技が大安売りのバーゲンセールの如く放出されている。主人公とボスに謝って来い、ホントに。  特別サービスとして攻撃を受けてみること数分。いい加減棒立ちにも飽きてきた。  読者も飽きるだろうからそろそろ僕のターン。反撃と行こうか。  個人的な趣向に走るか、オリジナルの技を即興で考えるか。どちらが良いのかな?
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