王道そうで王道じゃない少し王道な始まり

3/11
6876人が本棚に入れています
本棚に追加
/349ページ
目の前の地面に光る円が現れた。 円の中には星の模様に見たことの無い記号がズラリと並んでいた。 アレはきっと魔方陣だな… 疲れてたのか幻覚が見える。 「なぁユート、アレってなに?」 「アレはきっと魔方陣だな」 なんだ、このバカな会話 「俺はそう予想するがお前はどう思う?勇者か使い魔か」 ボクに話を振らないでくれ… 「さ、さぁ…どっちだろうね。」 「俺は勇者召喚だと予想」 さいで、 「結局、どうなるのユート?」 「お前が勇者として召喚されんだよ。」 「えっ!?」 ドン!!と連が悠斗に背中を押され魔方陣の真上に移動した。 その時、連は咄嗟に悠斗の腕を掴み道連れに… と言うかユートの方が先に魔方陣へ吸い込まれた。 魔方陣の中からは「レンてめぇふざけんな~」とドップラー効果で段々小さくなっていく声が聞こえた。
/349ページ

最初のコメントを投稿しよう!