6876人が本棚に入れています
本棚に追加
/349ページ
目の前の地面に光る円が現れた。
円の中には星の模様に見たことの無い記号がズラリと並んでいた。
アレはきっと魔方陣だな…
疲れてたのか幻覚が見える。
「なぁユート、アレってなに?」
「アレはきっと魔方陣だな」
なんだ、このバカな会話
「俺はそう予想するがお前はどう思う?勇者か使い魔か」
ボクに話を振らないでくれ…
「さ、さぁ…どっちだろうね。」
「俺は勇者召喚だと予想」
さいで、
「結局、どうなるのユート?」
「お前が勇者として召喚されんだよ。」
「えっ!?」
ドン!!と連が悠斗に背中を押され魔方陣の真上に移動した。
その時、連は咄嗟に悠斗の腕を掴み道連れに…
と言うかユートの方が先に魔方陣へ吸い込まれた。
魔方陣の中からは「レンてめぇふざけんな~」とドップラー効果で段々小さくなっていく声が聞こえた。
最初のコメントを投稿しよう!