王道そうで王道じゃない少し王道な始まり

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転生者は転生する際に能力を貰う。 勇者は聖剣などを貰い力を得る。 どれも自らの手で手にいれた力ではない。 努力もしないで手にいれた力だ。 「わかりました、やります修行。でも…」 力は修行で手に入るとして… 言語は?知識は? 「向こうの世界の知識とかは、どうするんですか?」 その問いをした瞬間、カッカッカッとヒールで歩く音が聞こえた。 「お勉強の時間ザマス」 「………。」 絶句… 「いつのまに着替えたんですか、クインさん…」 いかにも古い家庭教師的な感じの衣装を着ていた… どーでもいいけど、クインさんってクエン酸と響きが似てるよね。 「という事で戦いはボクが」 「知識はアタシが担当するわ」 「は、はぁ…宜しくお願いします。」  
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