王道そうで王道じゃない少し王道な始まり

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季節は春 ボクは親友である新堂連(シンドウ レン)と空皆悠斗(カラミナ ユウト)の二人と一緒に下校していた。 いつもなら悠斗と二人で帰っている。 理由は連がハーレム鈍感野郎であり、取り巻きの女子がまとわり付いているので一緒に帰るのが難しいのだ。 しかも連のハーレムメンバーは明らかにおかしいのが三人混じっている。 妹、従姉妹、幼馴染みの三人だ。 これだけ見たら普通のハーレムだろ、と思うかもしれない。 だが、この妹、従姉妹、幼馴染みは連の妹、従姉妹、幼馴染みではなく ボクの妹、従姉妹、幼馴染みなのだ。 普通、ボクのハーレムだろと何度嘆いた事か… まぁそんなハーレム達を何とか説得してボクら三人で帰る事になった。 明日は土曜日で、公立高校は休みの日なので花見をする事になった。 そして花見に必要な物を買ってから帰る事になった。 あまり大人数で行くと店に迷惑だろうから色々な理由をでっち上げハーレム達を帰らせた。 そういう経緯で連のハーレムがいない。 そんなモノローグを語っていると…
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