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「いや、本題は別の事だ。」
「別ですか…」
「でしたら無駄な事は話さず最初から本題を話せば良いのでは、なくて?」
「だったら試合中に無駄な事をするなよ…はぁ…」
「すみません」
「無駄ではありませんわ」
謝っているし悪い事だったと分かっている。
後悔はしている。だが、反省はしていない。
ってヤツだ。
「お前ら、飛び級するか?」
「飛び級ですか?」
「本来ならディルトワルカだけに話が来ていたんだが」
「ボクが優勝してしまった。」
「そうだ、試合内容は、どうであれお前が勝ってしまったからな。お前にも話が来た。どうする?」
「ボクはしません」
「私(ワタクシ)はしますわ」
ほぼ同時に言った。
「えっ?」
今の、えっ?はディルトワルカだ。
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