王道そうで王道じゃない少し王道な始まり

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とは言えず 「主人公ってのがボクに勤まるかどうかは分からないが終わったら元の世界に帰してくれるんだよな?」 『勿論だ…。もし運命を守り物語を終わらせる事ができたら、お前の願いを一つ叶えてやろう。』 願い、か… 『まぁ叶えられる限界はあるけど…不老不死は無理だけど不死身にならできるし、死んだ人間を蘇らせる事も無理だけど死んだ人間と話をする事はできる。』 「考えておくよ…」 『では、いきなりで悪いけど物語の世界に入る前に君には力を付けて貰う。』 そうだな勇者に対抗するんだから… 「取り敢えず、全属性と創造の力、魔力は沢山それと…」 『お前は勘違いをしているようだけど、あくまで力を"付けて"貰うんだよ。』 ……えっと…それは 「友情、努力、勝利って事かな?」 『それを含めて部下に任せてある。』 「部下って…」 『大丈夫だ力を付けている間に物語が進む事はない。』 「いや、そうじゃなくて…」 『では、部下の元に送ろう』
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