音色を忘れた詩

夢の欠片

いくつ涙流せば辿り着けるのだろう?
いくつ願がっていれば叶うのだろう?

使わなくなった机の上に
散らばった夢の欠片
一つずつ片付けては
ため息吐いて
募る想いは冬の空を飾る

幼き頃の夢の走り書き見て涙溢れて胸が熱くなったんだ
偽りの殻被った自分を見て涙溢れて嫌だと叫んだんだ
このまま生きるのも人生
ただ変える変わる事も人生

枯れない様に手でそっと覆った
その花は今も君の心の中で
叶わない想いを手でそっと隠した
その夢は今も君の心の中で
大切にしてきたんだろう?
もう忘れてしまうのかい?
その答えは君の中に

一人きりのせまい部屋の中に
捨てれなかったあの日のギター
手に取りﾒﾛﾃﾞｨｰ奏でてみれば
小さく歌って
溢れる想いは冬の風に乗る

あの頃に作った歌をうたって涙溢れて心が笑ったんだ
ありのままの自分の姿を見て涙が溢れてこれだと叫んだんだ
苦労も苦しむ事も人生
ただ自分に正直に生きるが人生

枯れない様に手でそっと覆った
その花は今も君の心の中で
叶わない想いを手でそっと隠した
その夢は今も君の心の中で
大切にしてきたんだろう?
もう忘れてしまうのかい?
その答えは君の中に

いくら偽っていても意味が無いだろう？
いくら強がっていても辛いだけだろう？

今を、これからを変えるのは自分の力だけなんだ
今を、これからを笑えるのは自分の想いだけなんだ
明日は何もしなくても来るのだから
何もなくても明日に夢見て笑っていよう
立ち止まらずに踏み出してみよう

枯れない様に手でそっと覆った
その花は今も君の心の中で
叶わない想いを手でそっと隠した
その夢は今も君の心の中で
大切にしてきたんだろう?
もう忘れてしまうのかい?
その答えは君の中に

もう答えはみつかってるだろう