1.運命の出逢いってあると思う

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 朝、私は部屋の窓を開ける。太陽はやっとのぼり始めたごろだ。新鮮な空気が部屋の中の空気と入れ替わる。 スーッと大きく私は息を吸い、ハーと吐いた。よし、今日から頑張ろう。  私こと滝川奈緒は色んな事情があって、高校一年のときの半年を学校に行っていない。そんなこともあり、今回から学校に行くのだが、また駄目になるのかもしれないと少し不安だった。でも、2年生で行かないと修学旅行もいけないし。はあ、行きたいな。ということで頑張っていくことに。 「行ってきます」気分が乗らないまま私は家を出る。学校までは自転車でいく。怖いな、みんな私を嫌っていないかな。不安なまま教室に学校に向かう。
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