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「誘拐未遂事件?
どう言うことなの?
さっぱり分からないわ…… 」
沙英子も真理子も二人の話している意味が全く分からなくて、きょとんとしています。
裕輔はアップルパイに手を伸ばしました。
「まあ、詳しく知りたいなら、今度レポートにでも纏めて提出するとするよ。
折角のアップルパイが冷めてしまうから、食べることにしないか」
女性達三人も次々とアップルパイに手を出します。
「んーー!
美味しい!! 」
雅美が満面の笑みでアップルパイを頬張る姿を見て、真理子、沙英子、裕輔も、皆が笑顔になった、いつもの久留間家の午後でした。
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