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ノア「あの…先生?
いや…先生じゃないけど…
先生に怒られちゃうょ?
あ、先生ってのは生の先生で
将吾君じゃない方ね?」
ショウゴ「乃愛?
生の先生ってのは表現的に
どうなんだろうね(笑)」
ノア「そっか…
ちょっとおかしいかな?」
将吾君はクスクス笑ってる
いつもの爽やかな笑顔じゃなくて
なんだか
見とれてしまった…
ノア「…かわいい…」
ボソッと言ってしまった
ショウゴ「…ぁ?」
一瞬将吾君の顔が曇った
変な汗がでる…
ノア「ぁ💦ごめんなさい!!
いつもと違う笑顔が…
ぅ…ぁ…なんだかなぁー😓」
なんだかなぁーって
なんだょ!
と渾身のツッコミを自分でする
ショウゴ「乃愛…」
ノア「はぃ…」
ショウゴ「…俺の事…
許してくれないか?」
ノア「はぃ…?」
予想外のセリフに口が
開いて塞がらない
ショウゴ「昨日の事とか…俺…乃愛が思うような王子様とは
かけ離れてるんだ…
だけど今日からは
乃愛の為に変わりたいんだ…
ちゃんと愛したいん…だ…」
将吾君の目を見られない
心が揺らいで
酔っちゃいそうだょ
ノア「考えても…いい?
なるべく早く答えだすから!
…ダメかな?」
ショウゴ「ダメじゃないょ」
と寂しそうに笑った
結局、何をするわけもなく
チャイムが鳴るのを待って
生徒会室を後にした
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