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力の抜けた私を気にせず
更に私で遊ぶリオ君
帰りたい…
ショウゴ「お前本当にいい加減に」~♪~♪~♪
タイミング悪く
私の携帯が鳴る
ノア「あっ、気にしないで💦
メールだからっ」
心なしか将吾君が
しょんぼりしているょうな…
リオ「大事な用だと悪いから…
僕がチェックしたげるね♥」
何故かポケットに
入れてたはずの携帯は
いつの間にかリオ君の
手の中に…
リオ「誰からのメールかなぁ?
…ん?…やす?」
ノア「げっっ!」
慌てて携帯を
取り替えそうとするが
コイツ…
なんてすばしっこいんだ💦
リオ「えっと…おせぇぞ…ブス
って書いてあるよぉ(笑)
乃愛ちゃんの事を
ブスって言うなんて…
乃愛ちゃんは
そこそこ可愛いのにねぇ♥」
そこそこって、あなた…
ノア「あの…私…
そろそろ行かないと💧」
ショウゴ「そのヤスとかいう奴と
待ち合わせでもしてたの?」
いつになく冷たい態度の将吾君
ノア「…ぁ…それは…💧」
なんて言えばいいんだ…
ぎこちない会話にすかさず
リオ君が割り込んでくる
リオ「よしっ!
僕が乃愛ちゃんの事
泰の所まで送ってあげる♥」
そう言うと私の腕を掴んで
生徒会室を出ようとする
ショウゴ「待てっ!」
将吾君の大きな声に
ビクッとする私
ショウゴ「俺も行く」
…はい…
…………。
えええぇぇぇぇぇええ!
(泣)
絶対無理だょっ
と言う暇なく
完全に機嫌の悪い将吾君と
まるで遊園地にでも行く
子供のようにはしゃぐ
リオ君に連れられ
私は学校をあとにしたのです…
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