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俺がこの世界に生まれ落ちて4年が立った。
今の俺の名前は『レイノーム・トエルノ・ラインハルト』と言う名前だ。
面倒臭いから『レイノーム・T・ラインハルト』でいいよな…。
ともかく4年もの間にわかった事を話そう。
まずは家族。
家は貴族で…まぁ貴族と言ってもそこまで高くないがな。
ラインハルト家には父、母、兄、俺と言う家族構成となっており。
父は『レベリオ・T・ラインハルト』と言う。
碧銀の髪で青い瞳。
そしてイケメンな30歳。
文武ともに凄まじい物があり王様からの信頼が高い。
母は『ルナ・T・ラインハルト』
金髪のロングストレート。
翡翠(緑)の瞳を持つ綺麗な……年齢はマズイので止めておこう。
まぁ、きょぬーで優しい母上だ。
本当に……赤ん坊の時はツライもんだよ。
そして『レオ・T・ラインハルト』
俺の兄上でラインハルト家の長男でありラインハルト家の次期継承者である。
髪は青く、目は紺の……父に似たイケメンである。
こちらも父と同じで文武ともに優れ周りからの期待が高い。
現在、8歳の兄さん。
そして俺、『レイノーム・T・ラインハルト』
……いや、容姿なんだがな……容姿は右目が翡翠(緑)、左目が紅玉(赤)のオッドアイで金髪だった。
まさかのヴィヴィオぉぉぉぉ!!
しかも母似で女の子みたいな顔!!
まぁ簡単な話が男の娘だよね。
ともあれラインハルト家の次男として転生した訳だがラインハルト家は兄が継ぐため俺はいずれか出ていかなくてはならない。
まぁ、いいが。
とりあえずその場合に備え鍛える。
そして戦闘関連の試合とか出たりギルドで頑張ってお金を稼げばいい。
これで完璧!
グッ
おっと…思わずリアルでGJとやってしまった。
…さて、話を戻すが容姿は言った通りオッドアイ…まぁ虹彩異色な訳だが周りからは奇異な目で見られる事もしばしある。
そりゃあ周りからしたら変だろうな、瞳の色が片方で違うんだから。
しかし家族は違った。
俺の瞳が虹彩異色であるのに関わらず愛してくれた。
3歳の頃だ。
屋敷の新人のメイドさんが俺の瞳を見て「気持ち悪い」と言った事がある。
それをたまたま聞いた両親がメイドに近寄り怒鳴り散らしたのだ。
「たかが瞳の色が違うたげなのに何言ってやがんだ!!」
「私達の息子によくも…」
俺は感動した。
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