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その昔、この村には妖怪が住み着き、人間と共存して生活を営んでいた。
しかし、新たに就任した村長と役人の私利私欲によって民にウソの情報を流し、妖怪に対する嫌悪感を抱かせ、ついには妖怪の長である『ぬらりひょん』を封印して、妖怪たちを追いやった。
村を追い出された妖怪は、二度とこんな事が起きないように結界を張り、その中で生活をしていった。
雪江「お母さん、ちょっと村に出かけてくるね。」
そんなある日、雪女の少女、雪江と
涼介「妖怪だ人間だなんて関係ないよ❗僕はいつか、偉くなって妖怪と人間が助け合って生きていける世の中を作るんだ。」
人間と妖怪の共存を目指す陰陽師の息子、涼介が出会った。
2人はひょんなきっかけで仲良くなり、そして恋に落ちた。
そんな時、ある事件が起きる。
首無し「こうなったら人間に攻め込んでやりましょう❗」
憎しみに暮れる妖怪たち。
涼介「実は……あるんだ。ぬらりひょんを復活させる方法が。」
雪江「やめて❗こんなことされても嬉しくない❗」
揺らぐ涼介の心。
元春「お前は、人間が憎いか?」
涼介「……憎いです。」
元春「なぜ?」
涼介「……僕たちは❗大事な人を奪われたんです‼」
元春「……そこからなぜ憎しみが生まれるんだ?」
涼介「………」
元春「その理由は分からない。なぜなら人間が2000年かけても解決できない問題だからな。だが、私はいつか、妖怪と人間が共存できる世がくると信じている。フッ、だからぬらりひょんをココに残したんだよ。」
果たして妖怪と人間は共存できるのか⁉
そして、涼介と雪江の恋の行方はいかに⁉
衝撃のクライマックスを見逃すな❗
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