俺の高校生活は誘拐されて始まった。

42/42
前へ
/1989ページ
次へ
興奮や妄想以外何も生まれない。 隣に美人でボインな女の人が住んでるんだよ? しかもその人は…… 「何かありましたらすぐにお申しつけ下さい」 そう言っている。 そうなったら、あれしかないでしょ。 「……コホン。君、今晩私の部屋に来なさい。ちゃんと、ニーソを履いてくるんだよ」 「かしこまりました、魔王」 こうなるわけよ。 やべー。おさまらねー。 「魔王様。よろしいですか?」 「え、何が?」 「ですから、魔法少女達についてですが」 きょとんとした表情のアネット嬢。 どうやら俺は、何かの話を聞きそびれていたらしい。 「ここからが大切な話です。しっかり聞いて下さいね。あなたがこれから行う事は、魔王としての力を用いてこれからクラスメイトになる5人の魔法少女達を育成する事です。魔王様。3年後の決戦で、あなたを倒させるために」 なんだと。
/1989ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11349人が本棚に入れています
本棚に追加