樺羅杜学園入学

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「あんた……。それ、本気で言っているんですの……? さすがの私も飽きれましたわ……」 「魔人さん。さすがにそのくらいは知っておかないと……」 楓のみならず、イロハまで俺に対して蔑むような視線を送っている。 そんなに知っておかなければジョウシキな感じになるのだろうか。 賢者と聞いて思い浮かべるのは、やっぱり青髪に樫の杖を持ち、白いローブを身に纏ったあの感じだよね。 そんで、触手系モンスターにネバネバされるというあれ。 あれはずるいよ。 「大賢者様を知らずに、何故ヘラヘラしているのかは、聞きませんけど……。あなたもこの学園の一員ならば、それ相応の知識は、身につけるべきですわ……よっ!!」
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