教会にて

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---筑波 綺織--- 「はぁっ? 殺してくれ……だと? アンタ、頭おかしいんじゃないの?」 少年が、アタシに言った事。 それは、自分を殺して欲しいと言う内容だった。 「いえ、僕は正気ですよ?」 「殺してくれとか言っといて、それは説得力ねェんだが」 「あはは、そうですね。 でも、これは貴女にしか頼めないんです。 お願いします」 柔らかそうな微笑みから一転して、懇願するような顔に変わった。 「はっ、ふざけんな。 こちらと、無駄な労力使いたくねェんだよ。 他当たってくれ」
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