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昴のバカバカ...... 何よ...... 私の気持ちも知らないで 私は走り疲れて その場に座り海を眺めていた。 「はぁ...... 居た、居た......向日葵」 私が振り替えると 息を切らしながら 真弥が私の方まで走ってきた。 「ごめん......真弥......」 「高梨と青羽くんから 詳しい事情聞いた。 私も水着のこと 事前に 言っとけば良かったね。 ごめん...... これ、 エプロンと水着」 「ありがとう!真弥」 真弥から エプロンと背中が開いてない ワンピースタイプの 水着を受け取る 「その水着選んだの...... 青羽くんだよ。 向日葵が行った後...... 真剣に水着を選んでて 少し笑っちゃった。 やっぱり青羽くんは 向日葵のナイトだよ! 会ったらお礼 素直に言いなよ」 真弥は私の頭にポンと 手を置いた。 「昴が...... う......うん!!」 私は水着とエプロンを ギュッと握った。 「あっこんな時間 早く準備始めないと...... 向日葵行くよ」 私と真弥は 海の家に戻り 私は水着に着替えた。
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